2試合連続先発で鮮やかヘディング弾も、1-2の惜敗

　故障の苦しみを乗り越えた先に、ゴールの歓喜が待っていた。10月21日に女子ブンデスリーガ、エッセンに移籍していたなでしこジャパンFW安藤梢が、7日のDFBポカールのヴォルフスブルグ戦で復帰後初ゴールを決めた。
　エッセンでのデビュー戦となった10月31日のリーグ第7節ケルン戦に続き、2試合連続でスタメン出場となった安藤は復活を印象付けた。0-1のビハインドで迎えた後半38分、左コーナーキックのチャンスでファーサイドに流れてフリーになると、狙い澄ましたヘディングシュート。ボールは鮮やかな軌道を描いて相手GKの頭を越えてファーサイドのゴールネットに。これは同点ゴールとなった。喜びを爆発させた安藤は、ベンチに駆け寄ってチームメートと喜びを分かち合った。
　しかし、チームは試合終了間際の後半45分に失点。1-2で敗れている。