「情けない」「技術が足りない」 W杯初戦ドローのなでしこJ、攻撃陣が吐露した”課題”
長谷川は「どこで侵入するかハッキリしなかった」と狙いどころのなさを反省
「自分たちがボールを持つなかで、どこで侵入するかハッキリしなかった。その練習がたくさんできていないなかで、ゴール前でのアイデアや技術が足りないと感じた。ボランチが少し後ろに落ち過ぎていて、もう少し全体が前に出たいと感じた。後半は相手がもっと下がってしまって、そこで細かい崩しができないと上は目指せない」
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最後の崩しの部分に課題を感じながら、その克服に向けたトレーニングが十分でないと選手たちが感じていることが浮き彫りになった。大会がスタートした以上、長い時間をかけてコンビネーションを確立するのは難しいだけに、リーダーシップを取って中心になる選手をハッキリさせる必要もあるのかもしれない。
高倉監督は「大会の中での成長」をキーワードの一つとしているだけに、このアルゼンチン戦を受けてどのような変化をチームが見せられるのか。残り2戦の相手はフィジカル的な強さを持つスコットランドとイングランドなだけに、連動性のあるコンビネーションで最終局面を崩す必要性は大きい。次戦までに崩しの質と共通理解を高める必要に迫られていると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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