移籍直訴騒動のミラン本田、5試合連続途中出場も不発の18分間 試合後は真相語らず
移籍直訴報道の余波か!? アタランタ戦で5試合連続の後半途中出場
ACミランの日本代表FW本田圭佑は7日、リーグ第12節の本拠地アタランタ戦で7試合連続でスタメン落ちとなった。後半27分から5試合連続の途中出場を果たしたが、大きな見せ場を作ることはできなかった。
イタリア地元紙は当初、出場停止のイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが務めていた左ウイングで本田の先発と予想していたが、試合前日段階から一転。ミランは4-3-3システムを継続しつつ、右足甲の骨折から復帰したばかりのFWニアングがサプライズ起用された。そして、本田はベンチから戦況を見守った。
前半からゲームは互角の展開が続き、どちらもペナルティーエリア内に入り込みながらも最後のところで相手DFを外し切れず、大きな決定機を迎えるには至らなかった。その中で、ミランはニアングとFWバッカのコンビネーションで切り崩すシーンや、ニアングが強引ながらミドルシュートを枠内に飛ばすプレーでゴールに迫った。両者ともゴールを奪うことはできず、0-0で前半は終了した。
後半、ゲームを動かすチャンスを多く作ったのはアタランタだった。後半15分過ぎから立て続けに3度の決定機を迎えたが、4戦連続スタメンとなったミランの16歳の新鋭GKジャンルイジ・ドンナルンマがファインセーブを連発して立ちはだかった。流れの悪いミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は4-4-2にシステムを変更し、後半27分にはニアングに代えて、本田を投入した。
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