なでしこジャパン、W杯初戦は0-0で後半へ 世界ランク37位アルゼンチンを攻略できず
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サイドの裏のスペースを使って攻撃の糸口をつかもうとするも、決定的チャンスに至らず
2大会ぶりの世界女王を目指すなでしこジャパン(日本女子代表)は、現地時間10日にフランス女子ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦アルゼンチン戦に臨み、0-0で前半を終えた。
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日本は直前の国際親善試合スペイン戦では本来センターバックのDF市瀬菜々が出場していたボランチにMF三浦成美を起用し、MF杉田妃和とのコンビを形成。2トップはFW横山久美とFW菅澤優衣香の組み合わせでスタートした。
序盤から日本がボールを持つとブロックを作ってアルゼンチンが構え、ボール際で激しく寄せる場面が目立つ展開になった。日本はサイドの裏のスペースへボールを展開して攻撃の糸口をつかもうとするも、なかなかゴール前を攻略するには至らない。
一方のアルゼンチンは前線のFWソーレ・ハイメスにシンプルに預けることをベースに、両ウイングによる個の突破に頼る攻撃を多用するが、日本の最終ラインは落ち着いた対応で抑え込んだ。
敵陣でなかなか前を向いてスピードに乗れない日本は、先制点を奪うことはできずに前半が終了。FIFAランキングがグループ内では最も低い37位と、このD組では確実に勝利が欲しい相手に対して後半のなでしこは勝ち点3をつかみ取る試合をすることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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