EL王者チェルシーの次期監督は? サッリ監督の後任候補3人を英紙がリストアップ
ランパード、アッレグリ、テン・ハーグの名が挙がるなか、来季指揮を執るのは…
チェルシーの内部では、誰が来季の監督に就任するべきかで意見が割れているという。マウリツィオ・サッリ監督が今夏で退任することが有力なクラブの内情を英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
クラブ史上2度目となるUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇をもたらしたサッリ監督は、チェルシーを離れて故郷のイタリアへ戻り、セリエA王者ユベントスの指揮を執ることが確実視されている。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が退任したユベントスは、サッリ監督を後任の第一候補としており、来週中にも契約が結ばれる可能性があるようだ。
そのユベントスを離れたアッレグリ氏は、チェルシーの次期監督に挙げられている。その他には、クラブOBであるフランク・ランパード氏、そしてアヤックスのエリック・テン・ハーグ監督が候補となっている。
しかし、クラブ首脳陣と選手の間には、新監督の希望で意見の相違があるようだ。現場サイドがランパード氏の監督就任を望んでいるのに対し、首脳陣は経験が足りないため、リスクが高いと考えているという。40歳のランパード氏は、チェルシーの選手として13年で通算648試合に出場したが、監督としての経験はダービー・カウンティを率いた今季のものしかない。
一方、51歳のアッレグリ氏は、イタリアの名門ACミランやユベントスを率いた経験があり、セリエAタイトルを6回獲得、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝も2回ある。テン・ハーグ氏はアッレグリ氏ほどの成功を収めているとは言えないが、今季レアル・マドリードやユベントスを破り、CL4強まで勝ち上がったアヤックスで一気に評価を高めた。
シーズンも終了し、人事についての話題が尽きないが、果たしてこの3人のなかにチェルシーの新監督となる人物はいるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)