韓国メディアが18歳久保建英のA代表デビューに注目 「日本サッカーの意義深い日」
同い年のイ・ガンインとも比較 「Aマッチデビューを先に飾ったのは久保だった」
日本代表MF久保建英(FC東京)が、9日に行われたエルサルバドル代表との国際親善試合(2-0)でA代表デビューを飾った。後半22分にピッチに姿を現した直後の大歓声からも、期待の大きさがうかがえた。日本サッカー史に新たな1ページを刻んだ瞬間を、韓国メディアも伝えている。
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スポーツ・芸能総合サイト「スポータル・コリア」は、「エルサルバドル戦は日本サッカー界において意義深い日となった。日本サッカーの未来でもあり“日本のメッシ”と呼ばれる久保が、Aマッチデビューを飾った。これは日本サッカー史上、2番目の年少出場記録になった」とも伝えた。
また久保のことを「韓国の18歳MFイ・ガンイン(バレンシア)と同い年」と紹介。さらに「正確に言えば、久保はイ・ガンイン(2月19日生まれ)よりも4カ月、年下だ。しかし、Aマッチデビューを先に飾ったのは久保だった」と伝え、現在U-20ワールドカップ(W杯)で韓国の背番号10を背負うイ・ガンインとも比較している。
久保は今夏、欧州クラブからオファーが届いていることも韓国で連日、話題になるほど。次は14日からブラジルで開幕するコパ・アメリカに参戦する日本代表だが、そこでも久保が躍動すれば、韓国で話題になるのは間違いないだろう。
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。