「これはリベンジだ!」 オランダ代表MF、“因縁の相手”への「憎たらしい股抜き」に脚光
ワイナルドゥムがシウバを相手に繰り出した股抜きが「スキル・オブ・ザ・デイ」に選出
オランダ代表は現地時間9日、UEFAネーションズリーグ決勝でポルトガル代表と対戦し、0-1で敗戦。MFゴンサロ・ゲデス(バレンシア)の強烈ミドル弾に屈することとなったが、EURO2020公式はMFジョルジニオ・ワイナルドゥム(リバプール)がプレッシングに詰めたMFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)を相手に繰り出した“股抜き回避”を、この日の最優秀スキルを決める「スキル・オブ・ザ・デイ」に選出している。
準決勝でイングランド代表を下して決勝に進出したオランダだったが、決勝ではポルトガルの怒涛の猛攻に遭うことに。何とか耐えていたものの、後半15分にゲデスに強烈な弾丸ミドルシュートを叩き込まれ失点。結果的にこれが決勝点となり、準優勝に終わることになった。
一方、EURO2020公式は、ワイナルドゥムが披露した華麗なワンプレーに脚光を当てている。前半14分、高い位置でパスを受けたワイナルドゥムは相手選手3人に囲まれてしまう。しかし、プレッシングを掛けてきたシウバに対し、反転しながら右足のアウトサイドでボールを股に通し、状況を打開してみせた。
「シウバへの憎たらしい股抜き」と文章を添え、インスタグラムで動画を公開すると、コメント欄には「リバプール対シティだ」「大会最高の股抜き」「見事に欺いてみせた」「これはシティのキープレーヤーに対するリベンジだ!」「素晴らしいプレー!」「ライバルに対するチャレンジ」とファンの間でも反響を呼んでいた。
ワイナルドゥムとシウバは、それぞれ今季のリバプールとシティの中核を担うプレーヤーとして存在感を放った。プレミアリーグで一騎討ちの優勝争いを演じた両チームだけあって、両者のマッチアップにも注目が寄せられていたようだ。
page1 page2