ヴァーディがプレミア史上2人目の9戦連続弾! リーグ記録にあと1試合と迫る
レスター3連勝 快進撃続く
レスターで今季大ブレイク中のFWジェイミー・ヴァーディが、7日のワトフォード戦でPKを決めて、プレミアリーグ9試合連続ゴールを達成。2003年、マンチェスター・ユナイテッドでプレーした元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が達成した10試合連続ゴールのリーグ記録に、あと1試合と迫った。
試合もレスターが2-1で、昇格組のワトフォードを下した。エースの活躍で3連勝と快進撃を続けている。なお、日本代表FW岡崎慎司は、後半開始から出場し45分間プレーした。
レスター1点のリードで迎えた後半20分、ヴァーディは持ち前のスピードを生かして相手最終ラインの裏へ抜け出すと、GKエウレリョ・ゴメスに倒されてPKを奪取。一度はMFリヤド・マフレズがボールを手にしたが、キッカーの座をヴァーディに譲った。28歳のイングランド代表FWは、右足を思い切り振り抜き豪快にネットを揺らした。これで史上2人目となる9試合連続得点を達成。今季12点目で、プレミアリーグの得点ランク首位を快走している。
代表ウィークに入るため、リーグは一時中断となる。ヴァーディもイングランド代表に招集されており、13日にスペイン、17日にフランスとの対戦を控えている。その後、21日に次節ニューカッスル戦を迎える。
3年前まではカンファレンス・ナショナル(5部相当)のフリートウッド・タウンFCに所属するアマチュアのストライカーだった遅咲きの苦労人が、ユナイテッドやレアル・マドリードといったメガクラブで活躍した名手ファン・ニステルローイ氏の持つリーグ記録、10試合連続得点という偉業達成に挑む。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images