武藤が鮮やかに1アシスト マインツが昨季2位のヴォルフスブルクを破る大金星

マリの今季7点目のゴールをお膳立て

 試合はそのままマインツ1点リードで前半を折り返す。流れを変えたいヴォルフスブルクは、後半開始と同時にブラジル代表MFグスタボに代えてフランス代表MFギラヴォギ、後半20分にはデンマーク代表FWベントナーに代えて、ドイツ代表FWシュールレを投入する。数的不利になりながら、マインツに追加点を与えずに試合は進んだが、ヴォルフスブルクの方もゴールが遠く、得点を奪えなかった。

 後半30分、カウンターアタックから武藤が左足で前線のFWマリへパスを送る。これを受けたマリはDFのマークをもろともせず右足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に吸い込まれた。残り15分となったところで、マインツはマリの今季7点目となるゴールで貴重な追加点を奪った。

 試合はそのまま2-0で終了のホイッスル。前節3得点でチームの救世主となった武藤は、2試合連続ゴールこそならなかったものの、フル出場して1アシストをマークし、前線からの積極的な守備でも勝利に貢献した。武藤の活躍も光ったマインツは、昨季バイエルン・ミュンヘンに次ぐリーグ2位だったヴォルフスブルクからの大金星で、今季5勝目を挙げた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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