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武藤が鮮やかに1アシスト マインツが昨季2位のヴォルフスブルクを破る大金星
数的優位を生かし2-0の快勝 4戦ぶり白星
ブンデスリーガ第12節マインツ対ヴォルフスブルクの一戦が7日に行われ、前節ハットトリックの日本代表FW武藤嘉紀が2トップの一角で先発出場し、1アシストを記録した。試合はマインツが2-0で昨季リーグ2位の強豪ヴォルフスブルクを下して、4試合ぶりの白星を手にした。
序盤からボールを保持していたのは、敵地に乗り込んだヴォルフスブルクだった。それに対し、マインツもしっかりとブロックを形成し、前線からもしっかりとプレスを掛けて相手に決定機を作らせなかった。試合が動いたのは前半13分。ヴォルフスブルクMFドラクスラーがマインツMFハラに対し、足を高く上げる危険なタックルで一発退場に。ホームのマインツが序盤で数的優位に立つと同時に、ヴォルフスブルクとしては攻撃の核となる10番を早々に失う苦しい展開となった。
しかし、自力に勝るヴォルフスブルクはその後もボールをキープし、パスを回しながら攻撃の機会をうかがう。両サイドバックのトレーシュ、ロドリゲスの2人も積極的にオーバーラップし、クロスを供給した。一方のマインツは、武藤を中心に前から積極的に守備を行い、高い位置でボールを奪って何度かカウンターからチャンスを作っていた。
迎えた31分、マインツに待望の先制点が生まれた。左サイドから攻撃を組み立てると、MFサンペリオがゴール前へクロス。ヴォルフスブルクGKベナーリオがいち早く反応して飛び出したが、キャッチできずにボールを弾いてしまう。このボールをゴール前へ走りこんでいたMFデ・ブラシスが無人のゴールへ蹴り込み、ネットを揺らした。
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