「GKの常識を覆すスキルを見よ」 ノイアー、相手翻弄の“ネイマール超えターン”に反響
ベラルーシ戦で披露した華麗なテクニックに脚光 「彼は…GKなのか…?」
ドイツ代表は現地時間8日、EURO2020予選第3節でベラルーシ代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。MFレロイ・サネ(マンチェスター・シティ)とMFマルコ・ロイス(ドルトムント)のゴールで白星を飾った一方、GKマヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)が披露した華麗なターンにEURO2020公式が脚光を当て、インスタグラムで動画を公開。「ネイマールを凌駕した」「年間最優秀スキルを受賞するべき」「GKの常識を覆すスキルを見よ」と反響を呼んでいる。
試合は前半12分にサネ、後半17分にロイスがゴールを奪うと、ノイアーもクリーンシートを達成して完封勝利に貢献。一方、1-0で迎えた前半30分にノイアーが披露した華麗なテクニックに注目が集まっている。ピッチ中央でボールを奪われ、ベラルーシ代表FWユーリ・カバリョフ(シャフティオール・ソリゴルスク)が走り込む左サイドにスルーパスを出され、ピンチを迎える。
すると、飛び出してきたノイアーがコーナーフラッグ付近での1対1でボールを取り戻し、クリアする素振りもなく落ち着いた反転でカバリョフをかわす。諦めないカバリョフがスライディングタックルで奪い返そうとするも、それをも読んでいたかのように、ノイアーは再び切れ味鋭いターンで振り切り、冷静に縦パスを供給した。
EURO2020公式は「彼は…GKなのか…?」と文章を添え、インスタグラムで動画を公開。コメント欄では「ネイマールを凌駕した」「年間最優秀スキルを受賞するべき」「何度も見たくなる」「GKの常識を覆すスキルを見よ」「相手選手のキャリアを終わらせてしまった」「依然として彼が世界最高のGKであることを証明した」とファンの間でも反響を呼んでいた。
近年衰えを指摘されるノイアーは、クラブで好調を維持するGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)との世代交代の必要性を訴えられていたが、正守護神の座はまだ渡さないとばかりに度肝を抜くテクニックを誇示してみせた。