司令塔・柴崎岳、代表デビューの久保建英をどう評価した? 「ドリブルしている割に…」

(左から)日本代表MF久保、MF柴崎【写真:浦正弘&Getty Images】
(左から)日本代表MF久保、MF柴崎【写真:浦正弘&Getty Images】

後半35分から出場の柴崎、初共演の久保について言及 「まだまだこれからの選手」

 MF久保建英(FC東京)が9日の国際親善試合エルサルバドル戦で後半22分からピッチに立ち、歴代2番目の若さとなる18歳5日で代表デビューを飾った。後半35分から途中出場した司令塔MF柴崎岳(ヘタフェ)が初共演の久保について言及し、冷静な評価を下している。

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 日本は5日のトリニダード・トバゴ戦(0-0)に続いて3-4-2-1システムを採用。約4年ぶりに招集されたFW永井謙佑(FC東京)が1トップで先発し、前半19分と41分に連続ゴールを決めた。

 2-0と日本リードで迎えた後半22分、MF南野拓実(ザルツブルク)に代わって久保を投入。直前に4-2-3-1への変更していたなか、久保はトップ下としてキレのある動きを披露し、強烈なシュートでゴールを強襲した。

 トリニダード・トバゴ戦でキャプテンを務めた柴崎は後半35分、MF小林祐希(ヘーレンフェーン)に代わって途中出場。久保を1列後ろからサポートする形となり、18歳アタッカーのデビュー戦で初共演を果たした。

 そんな久保について柴崎は「彼の武器であるドリブルで、ドリブルしている割に周りもよく見えているなという姿勢も取っている」と評価。さらに「でもプライオリティの一番はシュートにあるという姿勢も見えた」と好印象を得たようだ。

 まだ代表で第一歩を刻んだばかりという久保の立場もよく理解している。伸びしろ十分の逸材と認めつつ、「まだまだやることは山積みのようにあるとは思うが、本人もそこは自覚して、周りの喧噪とは別に、非常に落ち着いてこれからも歩んでいくと思う」と将来を展望した

「まだまだこれからの選手」

 一躍スポットライトを浴びた久保に過度のプレッシャーを与えるのを避けるかのように、柴崎は静かに見守るスタンスを漂わせていた。

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