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カカが禁断のバルセロナ移籍か 元ミラン強化部長の存在も実現へ後押し
元レアルの名手 本人は短期レンタルに前向き
元ACミラン、レアル・マドリードのブラジル代表MFカカが、昨季の三冠王者バルセロナに短期レンタルで加入する可能性が突如として浮上した。伊サッカー情報サイト「カルチョメルカート・ウェブ.it」が報じている。
33歳のカカは現在、米・MLSのオーランド・シティSCでプレー。MLS内でも最高年俸を受け取るなど、米サッカー界でも絶大な支持と人気を誇る。そんなスターに対し、来年1月の選手補強を目論むバルセロナがオファーを出したと報じられている。
MLSは10月末でレギュラーシーズンが終了。カカ擁するオーランド・シティはプレーオフ進出を逃したため、カカの今シーズンは終了。来年3月まではオフシーズンとなる。しかし、カカはブラジル代表にも選ばれるなど好調を維持するこのタイミングで、長期休暇に入ることを避けたいと考えており、本人もオフ返上で欧州再上陸に前向きなようだ。かつてはデイビッド・ベッカム氏やティエリ・アンリ氏といった選手も、同じ手法でアメリカからヨーロッパへの短期レンタルを経験していた。
また、かつてACミランでスポーツディレクター(SD)を務め、現在はバルセロナのSDとなったアリエド・ブライダ氏の存在も、カカのバルサ行きを加速させる大きな要因だと伝えられている。移籍に際し、大きな障害があるとすれば、カカがかつてバルサと強烈なライバル関係にある宿敵レアルでプレーしていたという点だろう。
2007年にはバロンドールを受賞したクラックは、衝撃のスペイン復帰を果たすのか。この冬の動向に注目が集まりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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