エルサルバドル代表監督が日本の強さに脱帽 手放しで絶賛「日本の全員に言えるのは…」
デロスコボス監督が日本の「スピード」「インテンシティー」「リズム」に言及
エルサルバドル代表は9日の国際親善試合で日本代表に0-2と敗れ、カルロス・デロスコボス監督は日本の強さに脱帽した様子で「スピードがあり、インテンシティーがあり、臨機応変にリズムを変えられる」と大絶賛している。
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エルサルバドルにとって苦戦は想定内だったという。試合後、敵将は「日本のレベルが高いことは分かっていた。選手たちのレベルが非常に高く、監督も優秀。彼らのホームで戦うとなれば、なおさら難しい試合になることは想像できた」と明かす。
3-4-2-1システムの日本に対して、エルサルバドルは4-1-4-1システムを採用。「日本の3バックがとても機能していて、サイドハーフの選手たちがピッチの幅を有効に使ってプレーしていた。その点では私たちの選手にはプレーしづらい部分があった」(デロスコボス監督)という。
試合は前半19分と41分にFW永井謙佑(FC東京)の連続ゴールを被弾。シュート15本の日本に対して、エルサルバドルは1本にとどまり、0-2で敗れた。
「エルサルバドルの選手たちにとって学ぶことの多い試合だった。普段は北中米カリブ海のチームと対戦しているが、レベルとしてはアジアより低い」
CONCACAFゴールドカップを直後に控えるエルサルバドルにとって格好の強化試合になった一方、敵将は代表デビューを飾った18歳MF久保建英(FC東京)に触れながら、日本代表の強さにシャッポを脱いだ。
「(久保は)非常に興味深い。それほど若くして代表デビューしたということであれば、良い選手だと物語っている。日本の選手全員に言えるのは、スピードがあり、インテンシティーがあり、臨機応変にリズムを変えられる」
指揮官は日本戦の敗戦を貴重な経験と捉え、「この負けが将来に生きると思う」と前を向いていた。