久保は「真の目標と興奮を呼び戻した」 英記者が日本戦採点、デビューの18歳が最高評価
2-0で勝利を飾ったエルサルバドル戦のスタメン11人&デビュー久保を英記者が採点
日本代表は9日、国際親善試合でエルサルバドル代表に2-0で勝利した。森保一監督は5日に行われたトリニダード・トバゴ戦(0-0)からスタメン6人を入れ替えたうえで、3-4-2-1システムを継続採用。1トップのFW永井謙佑(FC東京)が代表初ゴールを含む2得点の活躍を見せ、18歳MF久保建英(FC東京)も途中出場で待望のA代表デビューを飾った。
かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が、エルサルバドル戦の先発11人に加え、代表デビューを飾った久保を10点満点で採点。18歳のレフティーには最高評価タイとなる7点が与えられ、「大きな自信となるデビュー」と惜しみない賛辞が送られている。
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■エルサルバドル戦の日本代表スタメン11人+久保の採点(10点満点)
【GK】
シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台) 6点
90分間の大半で歯ごたえのないエルサルバドルの攻撃に対し、するべきことがほとんどなかった。
【DF】
冨安健洋(シント=トロイデン) 7点
永井の先制点をアシストしたことに加え、見事なクリアが起点となって最終的には永井の2得点目につながった。素晴らしいパフォーマンスだ。
昌子 源(トゥールーズ) 6点
歯ごたえのないエルサルバドルの攻撃に対し、対処すべきシチュエーションが少なく、静かな夜を過ごした。
畠中槙之輔(横浜F・マリノス) 6点
前半はクロスボールに対して舵を取るなど、わずかな脅威も鎮圧していた。格下相手に冷静なプレーを見せた。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。