右WBの争いが激化 “スピードスター”伊東に海外注目「最も危険」「止められない」

日本代表MF伊東純也【写真:Yukihito Taguchi】
日本代表MF伊東純也【写真:Yukihito Taguchi】

序盤からスピードで猛威を振い、攻撃を活性化 仏紙も結果に言及「酒井なしで勝利」

 日本代表は9日に行われた国際親善試合で、エルサルバドル代表に2-0で勝利した。FW永井謙佑(FC東京)が代表初ゴールを含む2得点を奪い、18歳MF久保建英(FC東京)もA代表デビューを飾ったが、海外メディアは右サイドで迫力ある攻撃を演出し続けたMF伊東純也(ヘンク)に対し、「右サイドの伊東は止められない」「最も危険なプレーは伊東の足から生まれる」と賛辞を送った。

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 5日に行われたトリニダード・トバゴ戦(0-0)からスタメン6人を入れ替えた森保一監督は、エルサルバドル戦も3-4-2-1システムを採用。4年ぶりに代表復帰した永井は1トップに入り、注目の久保もベンチ入りを果たした。試合は前半19分、同41分に永井が代表初ゴールを含む2得点を奪い、後半22分に途中投入された久保もカットインから強烈シュートを放つなど、随所で輝きを放った。

 また、右ウイングバックでスタメン出場し、後半14分までプレーした伊東のパフォーマンスも称賛の的となっている。前半6分に爆発的なスピードを生かしたドリブル突破で右サイドを打開し決定機を生み出すなど、日本の攻撃を活性化。スペイン紙「AS」も「右サイドの伊東は止められない」「最も危険なプレーは伊東の足から生まれる」と活躍を伝えた。

 一方、フランスメディア「LE PHOCEEN」は「酒井なしで勝利した日本」と見出しを打ち、「トリニダード・トバゴ戦に出場した酒井はベンチで試合を眺めることになった」と綴っている。

 オプション候補の3バック採用時には、酒井と伊東が熾烈なポジション争いを演じることになりそうだ。

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