コパ・アメリカで日本の脅威に… スアレス、直接FK弾での“完全復活”に「いい感じ」
右膝の手術後、初の実戦となったパナマ戦で即結果を残す
南米が誇る最強のストライカー、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(バルセロナ)がコパ・アメリカ(南米選手権)に向けて牙を研いでいる。現地時間8日に行われた国際親善試合パナマ戦に出場し、直接FKでゴールを決めるなど3-0の快勝に貢献した。スペイン紙「マルカ」によると、「コンディションが良くなっていい感じだ」と日本と同組となる本番に向けてポジティブなコメントを残している。
ホームの大歓声を受けて試合に臨んだウルグアイは、前半19分にFWマキシ・ゴメス(セルタ)が先制点をゲットしてハーフタイムを折り返す。後半18分からはベンチスタートだったスアレスがゴメスに代わって途中出場。その6分後、敵陣ペナルティーアーク左で直接FKを獲得すると、キッカーのスアレスが放った右足での一撃が、4人の壁の右端上を越えつつ鋭い回転で急降下し、パナマGKの手を弾いてゴールへと突き刺さった。
所属クラブのバルサではメッシにプレースキッカーを譲ることが多いものの、スアレスもFKを叩き込める実力があることを示した。「すごく気分がいいし、うれしいよ」と試合後に語ったスアレスは、本番に向けてポジティブな気分を隠さない。
「大会の初戦まではあと10日も時間がある。ハードワークしていけば、しっかりと間に合わせていけるだろうと思っていたよ」