追加招集で“令和&代表初ゴール”を決めたFW永井謙佑 「ラストチャンスだと思っていた」
追加招集で4年ぶりの代表復帰を果たし、2ゴールで勝利に貢献
日本代表の“令和初ゴール”は、追加招集で2015年以来、約4年ぶりに代表復帰を果たした男の得意とする形から生まれた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
前半19分、相手最終ラインの裏を取り、ペナルティエリア内でDF冨安健洋からのロングボールを受けたFW永井謙佑(FC東京)は、対応しようとしていたエルサルバドルのDFが体を投げ出してスライディングをすると、キックフェイントで逆を取る。そのまま左足でGKの逆を取り、日本代表の“令和初ゴール”を決めた。
これまで日本代表では6試合に出場したもののノーゴール。3月に30歳になったスピードスターは、自身の代表初ゴールを「最初の段階で裏を取れれば、チャンスが取れるかなと思っていました。思いのほか、相手が食いついてくれたので、そのあとがフリーになれたので上手く入って良かったです」と振り返って笑顔を見せた。
シュートをニアサイドに打った理由については、「ファーに打ったら、自分の体勢的にふかすかなと思っていたので、ニアに打ちました」と言い、7試合目にしての代表初ゴールについては「良かったですね。点を取ることができて」と控えめに喜んだ。
このゴールが“令和初ゴール”だと聞かされると、「そこは意識していなかったですね。前回の試合で勝てていなかったので、チームの勝利のためにということだけを意識していました」と、振り返った。
その後も前半39分に左サイドのタッチライン際でボールを受け、持ち味の快足でスタンドを沸かせるなど、3-4-2-1の1トップとして見せ場を作り続ける。そして前半41分には、最前線からスピードを生かして戻ってくると、DFの鼻先でボールに触り、右ウイングバックのMF伊東純也(ヘンク)に展開。この攻撃の2次攻撃から、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)が縦パスを入れると、折り返したボールに永井が反応。左足で合わせたシュートは左ポストを叩いてゴールに決まり、チームに2点目をもたらした。
「(原口)元気が頑張って折り返してくれて。リターンが来るならあそこかなと思ったところにパスが来たので良かったです。元気のおかげです」と、チームメートに感謝した。
[ftp_del]
>>【PR】「DAZN」で観られるコパ・アメリカ2019 日本代表の試合日程はこちらから
[/ftp_del]