後半22分、南野に代えて久保が18歳5日で代表デビュー　2人抜きドリブルを披露

　日本代表は9日の国際親善試合エルサルバドル戦に臨み、約4年ぶりに代表復帰を果たしたFW永井謙佑（FC東京）の連続ゴールで2-0とリードしたなか、後半22分にMF久保建英（FC東京）が歴代2番目の若さとなる18歳5日（最年少はDF市川大祐の17歳322日）で代表デビュー。その直後、久保は華麗な2人抜きドリブルから代表初シュートを放って会場は騒然となった。

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　日本は5日のトリニダード・トバゴ戦（0-0）に続き3-4-2-１システムを採用。1トップに俊足FW永井を配置し、2シャドーにMF南野拓実（ザルツブルク）とMF堂安律（フローニンゲン）、ウイングバックは左にMF原口元気（ハノーファー）、右に伊東純也（ヘンク）を起用。攻撃力を前面に押し出したなか、前半19分に永井が代表初ゴールをマーク。続く同41分にも永井が決めてリードを広げた。

　後半11分、永井が右肩を負傷するアクシデントに見舞われてそのままピッチから退場。同14分、永井に代えてFW大迫勇也（ブレーメン）、伊東に代えてDF室屋成（FC東京）、DF畠中槙之輔（横浜F・マリノス）に代えてDF山中亮輔（浦和レッズ）の3人が同時投入され、システムも4-2-3-1へと変更。後半22分、原口に代えてMF中島翔哉（アル・ドゥハイル）が入った一方、南野に代えて久保が投入され代表デビューを果たした。

　その直後の同28分、大迫の縦パスを受けた久保が魅せた。相手ペナルティーエリア右付近で抜け出した久保は、2人に囲まれながらも細かいタッチでドリブルを開始すると、絶妙なタッチで2人の間を突破。そのまま左足を振り抜き、代表初シュートで相手ゴールを強襲した。これはGKの好セーブに阻まれたが、18歳のプレーに会場は騒然となった。

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