信頼を取り戻した長友 インテルと契約延長交渉を進めていることが明らかに

戦力外からの復権 「インテル愛」は実るか

 インテルの日本代表DF長友佑都は今季限りで契約満了となるため、来年1月の移籍市場で放出されることが濃厚と見られていたが、クラブと契約延長交渉を進めていることが明らかになった。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 長友のイタリアでの代理人を務めるフェデリコ・パストレッロ氏は、「ハンダノビッチの契約延長は確実だが、長友も契約延長しないとは言えない。彼はイタリアに残りたがっているし、我々はインテルと話し合っている」と語った。

 今夏の移籍市場ではガラタサライやプレミアリーグのクラブなどへの放出が確実視されていた。開幕前の親善試合では控え組の攻撃的MFで起用されるなど、戦力外状態だった。今季開幕後も第2節カルピ戦の失点シーンでボールウォッチャーとなり叱責を受けたが、前節の首位ローマとの大一番に先発すると、名誉挽回の活躍を見せた。相手攻撃陣のキーマンの1人である、エジプト代表FWモハメド・サラーを完封する活躍で、ロベルト・マンチーニ監督からの信頼を一気に取り戻した。

「インテル愛」を強調する長友は腐らずに日々練習に取り組んだ結果、来季以降のインテル残留を手にすることができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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