女子W杯の“新勢力図”? 欧州勢が開幕4試合で全勝、なでしこJにも立ちはだかるか

来年の東京五輪に向けても注目ポイントに

 近年、欧州では男子のビッグクラブが女子チームにも投資を行う傾向が顕著で、イングランド・プレミアリーグには巨額スポンサーが表れるなど、環境は急速に整っている。大会3日目以降にも、前述のイングランドや女子欧州選手権の優勝国であるオランダ、男子の世界的名門ユベントスやACミランが女子チームを立ち上げ、その所属選手が大半を占めるイタリアも登場する。

 フランスでの開催で“地の利”もある欧州勢は、これまでアメリカが中心にあった女子サッカーの勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めている。2大会ぶりの優勝を目指すなでしこジャパンの前にも、グループリーグではイングランドとスコットランドが立ちはだかる。来年の東京五輪を展望するうえでも、今大会の注目ポイントの一つになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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