「賢い選手」 堂安律が“新ライバル”を称賛、18歳久保建英に感謝「刺激しかない」
激戦区の2シャドーでポジションを争う久保に言及 「年下からの追い上げはありがたい」
森保一監督率いる日本代表は、9日の国際親善試合(ひとめぼれスタジアム宮城/19時)でエルサルバドルと対戦する。20歳MF堂安律(フローニンゲン)は、注目を集める18歳MF久保建英(FC東京)を称賛した一方、ポジションを争う新ライバルについて「刺激しかない」と語っている。
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5日のトリニダード・トバゴ戦では現体制15試合目で初の3バックシステムを導入。3-4-2-1の2列目で先発した堂安は、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)と2シャドーを形成し、何度か良い形でゴールに迫るもノーゴールに終わった。
2シャドーの候補にはMF南野拓実(ザルツブルク)や久保もおり、今や激戦区の一つとなっている。ポジションを争う久保はエルサルバドル戦で代表デビューが濃厚と見られるなか、堂安は「賢い選手なので、(パスを)出せば返ってくるというイメージはある」と評する。
「ワールドユースの時は彼がトップ下で、僕が右でやった。シャドーになっても距離感とかは変わらない。ポジションを入れ替えながら練習をした。生かし生かされながらチームのプラスになればいい」
2017年のU-20ワールドカップで共闘した久保と再び同じピッチに立つ可能性が浮上しているが、ポジションを争うライバルでもある。年下アタッカーの台頭を感じながらも、堂安は下からの突き上げを歓迎しているようだ。
「刺激しかない。彼が成長してくれることによって、焦らされる自分がいるなかで、彼の存在に感謝したい。年下からの追い上げは自分にとってありがたい」
堂安も下からの突き上げで代表入りを果たした1人だ。「それがフットボールの世界。フローニンゲンでプレーしていても、下の選手もすごい選手が多かった」と語る。果たして、エルサルバドル戦で久保との共闘が見られるだろうか。