英紙特集 プレミアリーグ版「あの人は今」 主役はJ2で得点量産中のストライカー

レディングの英雄はインドでプレー

 6人目はオランダのフェイエノールトでプレーするコリン・カジム=リチャーズ。ロンドン北部で生まれ育ったが、トルコ代表を選択。イングランドではシェフィールド・ユナイテッドでプレーし、2007年にトルコの強豪フェネルバルチェに移籍。ガラタサライ、ブルサスポルとプレーする間、期限付き移籍でフランス、ギリシャでもプレー。そして、2014年に元日本代表MF小野伸二もプレーしたロッテルダムの名門に移籍した。

 7人目はベルギー1部ルーベンでプレーするMFジョン・ボストック。クリスタル・パレス史上最年少となる15歳295日でデビューを果たし、16歳でトットナムに電撃移籍。期待の若手だったが、5年間でブレントフォードなど様々なクラブへのレンタル移籍を繰り返したが、トットナムで1度もプレーできず。2013年に契約満了となった。ベルギーのロイヤル・アントワープを経て、昨季からルーベンでプレーしている。

 そして8人目は”流浪の達人”、現在は香港のイースタン・スポーツ・クラブでプレーするMFローハン・リケッツだ。18歳でアーセナルからトットナムへ禁断の移籍を果たしたが、その後はカナダ、ハンガリー、モルドバ、ドイツ、アイルランド、インド、エクアドル、タイ、そして香港と各国を転々としている。31歳の若さで11ヵ国でのプレーを経験している猛者だ。

 9人目はインドのプネ・シティでプレーするニッキー・ショーリー。2001年から08年まで、レディングで約300試合に出場したレジェンド。イングランド代表としてブラジルとドイツ戦で2試合出場している。今夏、元イングランド代表MFのデイビッド・プラット監督が指揮を執るインドの強豪に移籍。元コートジボワール代表MFディディエ・ゾコラ、元ルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥ、元トルコ代表FWトゥンジャイ・シャンルが所属するスーパーチームでプレーを続けている。

 

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