「ゴールはケーキの上を彩るチェリー」 “点取り屋”C・ロナウドが独自の世界観を告白

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】

ロナウドは決勝の相手オランダを警戒 「若手とベテランが融合して強くなっている」

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、5日に行われたUEFAネーションズリーグ準決勝スイス戦(3-1)でハットトリックを達成し、決勝進出の立役者となった。決勝のオランダ戦を控え、欧州サッカー連盟公式サイト「UEFA.com」で、ポルトガル代表に対する熱い想いを語っている。

 ロナウドはロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦ウルグアイ戦(1-2)でゴールを奪えず、ベスト16敗退を喫した。それからしばらくの間は代表チームから離れていたが、今年3月に代表へ復帰。欧州選手権(EURO)予選のウクライナ戦(0-0)とセルビア戦(1-1)に出場した。ネーションズリーグ決勝トーナメントを戦うポルトガル代表にも招集され、5日のスイス戦ではハットトリックでチームを決勝まで導いている。

 現地時間9日に行われる決勝は、オランダと対戦予定。「UEFA.com」のインタビューでロナウドは、「優秀なチーム」と相手を称賛しながら、「若手と経験豊富なベテランが融合して強くなっている難しい相手」と警戒している。

 また、ポルトガル代表チームへの思いについて聞かれたロナウドは、「名誉なこと」と誇りに思う気持ちを口にした。

「僕にとって代表チームに戻ってくることは、いつだって名誉なこと。母国のことを誇りに思うし、そのユニフォームを着られるのは大いなる名誉だ。この大会に勝ち残れたのは明らかに特別なこと。そして、ゴールはケーキの上を彩るチェリーのようなものだ」

 9日に行われる決勝で新たなタイトルにチャレンジするロナウドは、ゴールでポルトガル代表を優勝に導くことができるのか見ものである。

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