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アルゼンチン代表FWメッシ、2分間で2発の“早業”を母国紙称賛 「誰もが恋に落ちた」
ニカラグア戦で5人のマーカーを幻惑して先制ゴールを奪うなど、圧巻の存在感を披露
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)にとって、現地時間14日に開幕するコパ・アメリカは自身が欲してやまない代表でのタイトルへの挑戦となる。その本番に向けたニカラグア戦が現地時間7日にプエルトリコで開催され、2分間で2ゴールを奪うなど5-1の大勝に貢献した。相変わらずの決定力ぶりに母国紙「クラリン」の寸評では、現地ファンが「恋に落ちた」と絶賛している。
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この日の対戦相手であるニカラグアは格下ながら、コパ・アメリカに向けてしっかりと結果を残したい一戦で見せたのはやはりナンバー10だった。4-3-3システムで臨んだアルゼンチンが試合を支配すると、メッシがきらめきを放ったのは前半37分のこと。右サイドからのパスを受けると得意の細かなタッチで5人の相手マーカーを幻惑。ボールどころか身体すら触れさせることなくゴール正面に入り込み、先制ゴールを流し込んだ。
その1分後にはFWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)のシュートのこぼれ球を冷静に詰めて追加点をゲット。メッシは2ゴールを挙げて前半の45分間で“お役御免”となったなか、アルゼンチンは後半にFWラウタロ・マルティネス(インテル)の2ゴールなどで大量5点を奪い快勝した。
悲願のタイトル獲得を目指すメッシとアルゼンチンにとって最高の予行演習となった。その一方で同紙の評価はやや辛目で、ノーゴールに終わったアグエロやFWパウロ・ディバラ(ユベントス)には10点満点中「5点」をつけている。ただ、もちろんメッシは「8点」と、当然のごとく高評価されている。
「彼は45分間にわたって理想のようにあり続けた。彼の歴史を刻み続ける2ゴール。彼には(開催地の)サンフアンの誰もが恋に落ちた」
このような寸評で称えている。アルゼンチン代表は長年“メッシ頼み”と揶揄されてきたが、これだけの存在感を放つエースの替えが効かないのもまた事実。激しいマークが予想されるコパ・アメリカで、メッシはそれを打ち破って南米最強の座を手に入れられるか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)