PSGがコスタリカ代表GKナバスに接触 年俸8億6000円の3年契約を提示もレアルは難色
退団が濃厚とされるナバス、レアルは強気に移籍金24億5000万円を要求と現地紙報道
レアル・マドリードのコスタリカ代表GKケイラー・ナバスは、ジネディーヌ・ジダン監督から戦力外通告を受けて退団が確実視されている。スペイン紙「ABC」は、ナバスの新天地がパリ・サンジェルマン(PSG)になるだろうと伝えている。
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ベルギー代表GKティボー・クルトワが入団した今季、ベンチを温める機会が多かったナバスは、5月上旬にジダン監督から戦力外通告を受けていたとされる。レアルと2021年まで契約延長したなかで、出場機会を求めて退団することが濃厚だ。
そこへ接近したのがPSGだった。現地時間5日に元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの退団を発表したPSGは、翌日にはナバスへオファーを出したという。両者の会談はすでに秘密裏に行われていたようで、2022年までの3年契約で年俸700万ユーロ(約8億6000万円)という具体的な条件が提示されたようだ。
同様にレアル・マドリードとの交渉も進めているようだが、そこにはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、バイエルン、バルセロナなどヨーロッパの名立たるクラブから、戦力外となったナバスの大幅な移籍金値下げの問い合わせがあったようだ。
しかし、レアルはライバルチームに塩を送ることを嫌い、移籍金の引き下げには一切応じない構えだ。ナバスの移籍金は相場どおりの2000万ユーロから2500万ユーロ(24億5000万円から30億6000万円)に落ち着くと予想される。
複数年契約で年俸も上がるナバスはこの移籍話に乗り気のようで、クラブ間の交渉を待っている状態と伝えられている。GK補強が急務とされるPSGには、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアやACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマなどの獲得も噂されているが、果たして来季PSGのゴールマウスを守るのは誰になるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)