リバプールが元ブンデス得点王に興味 クロップ監督がドルトムント時代に獲得狙う

レバークーゼンで控えのキースリングに照準

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、来年1月の移籍市場でレバークーゼンの元ドイツ代表FWシュテファン・キースリングの獲得に動く可能性が浮上している。ドイツ地元紙「エクスプレス」が報じている。

 2012-13シーズンにブンデスリーガで25ゴールを決めて得点王に輝いたキースリングは、今季レバークーゼンで出場機会を失っている。マンチェスター・ユナイテッドからメキシコ代表で「チチャリート」の愛称で知られるハビエル・エルナンデスが加入後、控えに回ることになった。

 代理人のアリ・ブラット氏は、かつてリバプールとトルコの複数クラブからの獲得オファーを断った経緯を説明。「前半戦終了後、シュテファンと私はクラブと話し合いの席に着く。彼の現状について話し合い、解決策を模索する」と語ったという。

 リバプールの名将クロップ氏は、昨季まで率いたドルトムントでキースリング獲得に動いた経緯があったという。昨季開幕前にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが宿敵バイエルン・ミュンヘンへ移籍した後、後釜として獲得に動いたことから、キースリングをアンフィールドに呼ぶ可能性が高まっているという。

 リバプールはエースストライカーのイングランド代表FWダニエル・スターリッジが、度重なる故障で離脱を繰り返している。今夏にアストン・ビラからベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケを獲得したが、名将は現在の陣容にブンデスリーガの実力者を招聘するのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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