ACミラン会長がバロテッリを酷評 「バロは価値が下がった。一体誰に売ればいいのか?」
イタリア代表の想定外のブラジルワールドカップ1次リーグ敗退を受けて、イタリアの元首相で赤い悪魔の総帥はこう言い放ったという。
「バロは価値が下がった。一体誰に売ればいいのか?」
イタリア代表の1トップを務めたストライカーをこう酷評。バロテッリは大会中にツイッターやソーシャルメディアで試合とは無関係なネタをまき散らした。1次リーグ敗退後はチームの“長老”、アンドレア・ピルロ主催のチームミーティングに参加せずに、バスに1人乗り込むなど素行面の悪さが目立ち、圧倒的な能力を誇りながらも戦犯扱いされていた。
チームメートからも公然と非難され、イタリア帰国後にはチェザーレ・プランデッリ監督に謝罪するまでに至っていた。
「イタリアというより、このワールドカップで私が敗退した。マリオを3500万ユーロでイギリスのチームに売ろうとしていたのに……」
そう話した会長は嘆き節だった。アーセナルなどが獲得に乗り出すと英国メディアは大会前に一斉に報じていたが、今はトーンダウン。暴走したスーパーマリオの株価暴落にミラン会長は決勝トーナメント進出を逃したアズーリと同様、大きな敗北感を味わっていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
※ワールドカップ期間中、記事内で扱うシーンの一部はFIFAワールドカップ公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』のマルチアングル動画、選手毎のスタッツデータで確認できます。
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