資産5200億の“大富豪”がフィオレンティーナ買収 伊出身の米企業CEO、セリエAに参戦
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米メディアコム社CEO、長者番付424位のコミッソ氏がオーナー就任
セリエAのフィオレンティーナは6日、アメリカの放送ネットワーク企業「メディアコム」の創業者でCEO(最高経営責任者)を務めるロッコ・コミッソ氏が新オーナーとなったことを発表した。
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コミッソ氏は1949年にイタリアのカラブリア州で生まれ、12歳の時にアメリカへ移住。週に40時間ほど働きながら高校に通い、奨学金を得てコロンビア大学に入学した。コロンビア大学で経営学の修士号を取得したコミッソ氏は、1985年にケーブルテレビ事業を中心とする企業「メディアコム」を設立した。69歳となった現在でもCEOを務め、米経済誌「フォーブス」が公表する世界長者番付では424位となっている。その資産は48億ドル(約5200億円)と伝えられている。
コミッソ氏はサッカー経験があり、大学時代はコロンビア・ライオンズの一員としてNCAAでプレーオフに出場。大学卒業後もセミプロとしてプレーを続ける傍らで、指導者としても活動していた経歴を持っている。そして2017年に米4部相当NPSLのニューヨーク・コスモスを買収。現在もオーナーを務めている。
新たにフィオレンティーナの新オーナーとなったコミッソ氏は、クラブの公式サイトを通じて「私は常にイタリアのサッカーのファンです。フィオレンティーナという伝統あるクラブの歴史で、次の章を描くことに貢献できる機会を得られたことに対し、信じ難いほど光栄に思っており言い表す言葉がありません」とコメントしている。
今季は16位と低迷したフィオレンティーナは巻き返しが急務。そのためにもコミッソ氏の手腕に期待が寄せられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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