サネのバイエルン移籍の噂をシティ同僚が疑問視 「どうしても出ていきたい感じには…」
シティと代表で同僚のギュンドアンが“証言” 「レロイは残留すると思う」
マンチェスター・シティに所属するドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、クラブでも代表でも同僚のFWレロイ・サネについて、噂されるバイエルン移籍はないだろうとの見解を示した。ドイツメディア「sport.de」が伝えている。
バイエルンは元フランス代表MFフランク・リベリーと、元オランダ代表MFアリエン・ロッベンという2人のベテランウインガーが今季限りで退団することになっており、その後を任せられる選手としてサネに白羽の矢を立てている。
しかしギュンドアンは現地時間5日に行われた代表チームの記者会見で、「レロイと少し話をしたけど、どうしても出ていきたいという感じには見えなかった」と“証言”。「クラブ側も彼を出したいとは必ずしも考えていないし、彼はまだ2年契約を残している。行動に出る理由はないと思う。だから僕個人としては、レロイは残留すると思う。そうなったらうれしいね」と語り、サネとのシティでの共闘を引き続き望む言葉を残した。
なお、英紙「ガーディアン」は先日、バイエルンが8000万ユーロ(約97億円)でサネ獲得に向け1回目のオファーを出したと報じたが、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは独誌「シュポルト・ビルト」に対し、「我々はレロイ・サネに対しオファーを出していない。そこまでいっていない」と報道を否定。「まず選手自身がバイエルンに来ることがイメージできるか決めなくてはならない。イメージできるというのであれば、我々はマンチェスター・シティと具体的な交渉に入る」と、サネが決断しない限り何も始まらないと示唆した。
仮にサネがバイエルン行きを決めたとしても、バイエルンの前には金額の壁が立ちはだかる。シティ側は9000万ポンド(約123億円)もの移籍金を要求しているとされるが、バイエルンがサネに出せる額は8000万ユーロと言われている。交渉でどこまでギャップを埋めることができるのか、両者の駆け引きが注目される。
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(FOOTBALL ZONE編集部)