欧州4大リーグを席巻する3人の点取り屋 香川&岡崎の同僚は得点率でトップ

点取り屋として進化するオーバメヤン

 

Hannover 96 v Borussia Dortmund - Bundesliga

 2つ目は「複数得点を決めた試合の割合」で、レバンドフスキは前述の5得点を決めたヴォルフスブルク戦から、マインツ戦、ドルトムント戦と3試合連続で複数得点を記録。10試合中3試合で達成しており、30%という高い割合を示した。この間、UEFAチャンピオンズリーグとポーランド代表のゲームも含めれば5試合連続マルチという偉業も達成しており、まさに今、最も勢いのあるFWと言っても過言ではないだろう。

 そしてレバンドフスキは3つ目の項目である「枠内シュート率」でも、70%という4大リーグトップの高い数字を残している。

 出場した試合のうち、何試合で得点を決めたのかという割合を示す「得点率」の項目でトップに立ったのが、ヴァーディとオーバメヤンの2人だ。ともに11試合出場のうち、9試合で得点を挙げており、82%の得点率を誇る。これに、10試合出場のうち7試合で得点を挙げているレバンドフスキが70%で続く。この3人はピッチに立てば、かなりの高い確率でゴールを決めていることが分かる。

 30メートル走のスピードでは、陸上短距離の世界記録保持者ウサイン・ボルトをも上回るという韋駄天FWのオーバメヤンは、得点とアシストを合わせたポイントが16(13得点3アシスト)で、ランキングトップに立った。元々はサイドを本職とし、そこからストライカーにコンバートされた男は、アシストでもチームに貢献している。枠内シュート率でも61%で2位に入るなど、エースとして着実な成長を見せている。

 

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