J1神戸のオファー報道もあったが…　すでに現地で新生活の準備とスペイン紙報道

　18年にわたって在籍したローマを退団した元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシは、多くのクラブの興味を引き付けている。そのうちの一つが、アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズだ。そして、デ・ロッシ自身も南米の強豪への移籍を考えているのかもしれない。スペイン紙「マルカ」が報じている。

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　デ・ロッシは6月末でローマとの契約が満了。移籍金ゼロで獲得できることになる。ボカはデ・ロッシの獲得に興味を示しており、デ・ロッシも移籍を考えているようだ。記事ではボカの本拠地であるブエノスアイレス市内で、デ・ロッシが子供の通う学校を探していると伝えている。

　かつてローマでデ・ロッシとチームメートだった元アルゼンチン代表DFニコラス・ブルディッソ氏が、現在ボカのスポーティング・ダイレクター（SD）を務めていることも強みだろう。ブルディッソ氏は、条件面を調整するために、数日待つように伝えたという。

　ボカは35歳のデ・ロッシと1年契約を結び、コパ・リベルタドーレスの決勝トーナメントでの起用を考えているという。デ・ロッシ自身もこれまでに「ボカでプレーしたい」という希望を話しており、近日中にも交渉が成立する可能性があるようだ。

　デ・ロッシは、ローマでの最終戦となった5月26日のパルマ戦（2-1）の数日後に来日していた。また、ヴィッセル神戸が高額オファーを提示したという報道が国内外であったが、デ・ロッシはキャリアの2クラブ目にどこを選ぶのだろうか。