トリニダード・トバゴ戦を俯瞰 ベンチ外の岡崎が感じた「3-4-2-1」システムの鍵は?
スタンドから戦況を見た岡崎の感想は…「言うほど悪くなかった」
日本代表に復帰したFW岡崎慎司(レスター)は、5日に行われたキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦でメンバー外となり、スタンドから試合を観戦した。森保体制下で初めて3バックを採用したなかで、0-0のスコアレスドローに終わったが、岡崎の目には「言うほど悪くなかった」と映ったという。そして、「裏」を3バックシステムのキーワードに挙げた。
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森保一監督は体制発足後15試合目にして、3バックを初採用。最終ラインにはDF冨安健洋(シント=トロイデン)、DF昌子源(トゥールーズ)、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)が入り、1トップ+2シャドーにはFW大迫勇也(ブレーメン)、MF堂安律(フローニンゲン)、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)が起用された。
ボール支配率60.7%、シュート25本を放つ猛攻を見せた日本は、前半24分に大迫、その4分後に堂安がゴール前で決定機を迎えたほか、前半42分には中島の直接FKがクロスバーを直撃。後半には途中出場のMF南野拓実(ザルツブルク)、MF伊東純也(ヘンク)もゴールに迫ったが、守備を固めるトリニダード・トバゴを打ち崩せず、ホームで悔しいスコアレスドローに終わった。
試合登録の23人から外れ、スタンドから試合を観戦した岡崎は、俯瞰した立場からトリニダード・トバゴ戦に「言うほど悪くなかった」と印象を受けたという。もっともノーゴールに終わった結果については、しっかりと課題も指摘している。
「崩して点を取るのは、どんなに強いチームでも難しいこと。そのなかでもよくチャンスは作っていたと思う。ただ、スイッチが入って『今ここで攻める』という切り替えた瞬間の攻撃で点を取るというのが、昨日の課題だった」