オランダ代表FW、マンU時代の苦悩を激白 “恩師”からの要求に「従うしかなかった」

マンチェスター・ユナイテッド時代のファン・ハール監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド時代のファン・ハール監督【写真:Getty Images】

ファン・ハール監督から与えられた役割は「理解できなかった」と回顧

「守備面でのプレーに関して問題があった。僕の自由は制限されていたんだ。それは僕のメインクオリティーを制限しているという意味だ。PSVにいた時は、攻撃のスペースを見つけたり、僕の本能のままにプレーする自由が与えられていた。ユナイテッドでは困惑したよ。僕はファン・ハールの戦術的要求に従うしかなかった。そうでなければ、間違いなくチームでの居場所を失っていただろう。ファン・ハールは彼のコメントに従えない選手は好まないんだ」

 デパイはPSVやオランダ代表との違いに適応できなかった。その点について、自分のことをよく知るはずのファン・ハール監督から慣れない役割を任され、「理解できなかった」と不満を打ち明けている。

「僕はこのままではベストな状態を取り戻せないと気づいた。僕は左サイドで前後に走るだけだった。理解できなかったよ。PSVやオランダ代表で、僕の特有のクオリティーを見て獲得したはずだからね。それなのに、僕をあの役割で起用した。困惑するしかなかったよ」

 デパイがユナイテッドで過ごしたのはわずか1年半だったが、苦い記憶として脳裏に焼き付いているようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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