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災難続きのネイマール… 負傷前の練習でもブラジル代表同僚の“無慈悲タックル”で悶絶
練習中にミランダからのタックルで悶絶 翌日のカタール戦で負傷交代しコパ・アメリカの欠場決定
パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールは、現地時間5日に行われた国際親善試合カタール戦(2-0)に先発出場するも、相手選手のタックルを受け前半21分に負傷交代を余儀なくされ、コパ・アメリカ(南米選手権)の欠場も決定した。災難続きのネイマールだが、カタール戦に向けた練習中にも味方のタックルで悶絶していたという。英紙「デイリー・スター」は、「コパ・アメリカに向けた練習中で、無慈悲タックルを受けたネイマールにファンは嘲笑」と見出しを打って報じている。
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最近のネイマールは世間を騒がせるトラブルメーカーぶりを露呈している。レンヌに敗れたフランス杯決勝では口論となった観客の顔面を殴打し、フランスサッカー連盟から3試合の出場停止処分が下されていた。ブラジル代表では主将を剥奪されたうえに、サポートメンバーの19歳DFエベルトン(クルゼイロ)に股抜きされた後、故意に転倒させたプレーによって非難を受けていた。
さらに婦女暴行疑惑も浮上しており、有罪が確定した場合は最大5年の懲役が科せられる可能性もあるという。ネガティブなニュースばかりが浮き彫りとなっているネイマールだが、コパ・アメリカに向けた調整に集中していた。しかし悪い流れは続いているようで、練習中に悶絶する姿が公開されている。
スポーツニュースを動画で提供する通信社「sntv」は、公式ツイッターでブラジル代表DFミランダからタックルを受けたネイマールの様子を公開している。「コパ・アメリカを前に負傷する可能性がある」とコメントされた動画では、紅白戦でボールをキープしているネイマールがミランダから激しいタックルを受けた様子が映し出されている。その後、ネイマールは右足首を押さえながらピッチに倒れ込み悶絶していた。
「デイリー・スター」紙は「主将の座を失ったブラジル代表でも、ネイマールは厳しい1週間を過ごしている」と綴り、ミランダのプレーを「ラフなタックル」と表現するも、「ファンは一切同情を寄せていないようだ」と指摘して、その声を紹介している。
「この男は脆すぎる」「なんてことない。ほとんど接触してない。この男はまるでプリマドンナだ」「ほとんど触れていないじゃないか。明らかにこのチームにいたくないだけだ」「トレーニングでさえダイブだ」と、辛辣な言葉が寄せられていた。
「sntv」が心配したように、その翌日のカタール戦でネイマールは負傷。それが原因でコパ・アメリカの欠場も決定してしまった。苦境が続くブラジルのスターは、悪い流れを脱することができるのだろうか。