エバートンの怪物FWがビッグクラブへ ユベントスとPSGが興味か

チェルシーでは不遇をかこったルカク

 エバートンに所属するベルギー代表の怪物FWロメル・ルカクは、ビッグクラブで再挑戦する時が近づいているのかもしれない。英地元紙「デイリー・メール」では、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)での戦いを望む22歳のストライカーに対して、セリエA4連覇中のユベントス、そしてフランス・リーグアン3連覇中のパリ・サンジェルマン(PSG)という2つのビッグクラブが熱視線を送っていると報じている。

 リポートによれば、ルカクには4500万ポンド(約83億円)という値札が付けられているというが、来夏の移籍マーケットでは争奪戦になるのではとの見方がある。2011年にはベルギーの名門アンデルレヒトから強豪チェルシーに移籍したが、出番が与えられなかった。ウェストブロムやエバートンへ期限付き移籍して経験を積むと、14年にエバートンに完全移籍。2季連続で2桁得点を記録するなど、マージーサイドのクラブでエースとして活躍している。本人は欧州最高の舞台であるCLでのプレーを希望している。

 そうした願いをかなえるべく、ルカクの移籍先に名前が挙がっているのがユベントスとPSGだ。ユベントスはパウロ・ディバラ、マリオ・マンジュキッチ、アルバロ・モラタら前線にタレントがそろうが、今季は11試合を終えて4勝3分4敗の10位と低迷中。身長191センチ、体重94キロという規格外のサイズと強烈な左足を備えるルカクには、前線の起爆剤としての期待が掛かる。

 

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