「合うと思う」 小林祐希、18歳MF久保との「たわいもない会話」に見た“同じ感覚”
レフティーの共通点を持ち、「走れば前に(ボールが)出てくる」とイメージを膨らます
日本代表はキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦(0-0)から一夜明けた6日、豊田スタジアムで練習を実施。前日、後半16分から途中出場したMF小林祐希(ヘーレンフェーン)は、出番のなかったメンバーに交じって負荷の高いメニューをこなした。9日のエルサルバドル戦(ひとめぼれスタジアム宮城)では、18歳MF久保建英(FC東京)のデビューの行方が注目されるなか、小林は「一緒にやれば合うと思います」と共演に自信を覗かせた。
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森保一監督は、体制発足後15試合目にして3バックを初採用。攻撃陣も1トップ+2シャドーの形にしたが、守備を固めるトリニダード・トバゴを打ち崩せず、シュート25本を放ちながらスコアレスドローに終わった。後半16分から途中出場した小林も、決定的なチャンスを作るには至らず、試合翌日の練習後にも「たとえ良い試合をしても勝たなければ意味がない」と悔しさを覗かせた。
中3日でエルサルバドル戦を迎えるだけに、トリニダード・トバゴ戦から多くのメンバー入れ替えが想定され、小林もボランチの先発候補の1人だ。そのなかで、同じレフティーの18歳久保について問われると、「一緒にやれば合うと思います」と笑顔を見せた。
「(どんな会話をする?)いや、たわいもない話ですよ。あの時どんなボールが欲しかった、ここが良かったですね、みたいに普通に誰でもする会話です。(同じレフティーで)感覚を持っているし、走れば前に(ボールが)出てくるので。俺も結構前でボールを受けたいので、彼に預けて裏に行くイメージですかね」
トリニダード・トバゴ戦の3バックを継続し、共演が実現したとすれば、小林がボランチ、久保がシャドーに入る形が濃厚だろう。FW岡崎慎司(レスター)が3バックシステムで重要と説いていた「裏」もしっかりと意識し、久保との共演のイメージを膨らませていた小林。2人のレフティーが日本代表のピッチで見せるコンビネーションを、多くの人が待ち望んでいるはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)