5日のカタール戦で負傷交代　検査の結果、右足首の靭帯損傷と診断

　ブラジルサッカー連盟は現地時間6日未明、同国代表のエースであるFWネイマールが今月に自国開催される南米選手権（コパ・アメリカ）を欠場することを発表した。

　ネイマールはブラジル代表のトレーニングに合流したが、先月にパリで性的暴行を受けたと匿名の女性から告発され、サンパウロ警察が捜査に乗り出すなど身辺が騒がしかった。そうしたなかで5日の国際親善試合カタール戦（2-0）に先発出場したが、前半21分に負傷交代していた。

　痛めた右足首を診察した結果、ブラジル連盟は右足首の靭帯損傷が確認されたとして、ネイマールを大会メンバーから外すことを正式に発表。すでに、代替選手の選定に着手していることも明らかにしている。

　今回のコパ・アメリカには日本も招待参加されており、大会で勝ち進めば対戦する可能性があった。だが、それ以上に自国開催の大会でサッカー王国の威信にかけてタイトル奪取に臨むブラジル代表にとっては、あまりにも痛すぎるエースの戦線離脱となった。

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