中島翔哉、最多7本のシュートも無得点に悔しさ 3バック挑戦には前向き「違いも面白い」

6日午前、MF中島翔哉はリカバリートレーニングで調整した【写真:Football ZONE web】
6日午前、MF中島翔哉はリカバリートレーニングで調整した【写真:Football ZONE web】

トリニダード・トバゴ戦で堂安とともに2シャドーで先発 「立ち位置を中央寄りにすることは意識していた」

 日本代表は6日午前、豊田スタジアムでトレーニングを行った。前日の国際親善試合トリニダード・トバゴ戦(0-0)に先発出場したMF中島翔哉も、リカバリートレーニングで調整した。

 日本代表がトリニダード・トバゴ戦で、3-4-2-1に取り組んだことについて中島は、「一つのシステムにこだわらず、いろいろなことにチャレンジをするのはすごく良いことだと思います」と前向きに捉えており、「立ち位置とか、そういうところは少し変わりますが、それぞれに良さがあるので。基本はあまり変わりませんが、すごく楽しかったですし、0-0だったので、そこはすごく悔しいなと思います」と、試合を振り返った。

 これまでの4-2-3-1の時はトップ下にMF南野拓実が入り、中島は左サイドを務めてきた。だが、昨日の試合で2列目はMF堂安律と2人だけになり、「立ち位置を中央寄りにすることは意識していた」と振り返る。だが、「正直4-2-3-1も、3-4-3もあまり変わりません」と、中島は持論を展開する。

「トップ下がいたらいたで、これまでは(南野)拓実とやることが多かったですが、それはそれで違う良さがあります。ちょっとした違いはありますが、そこまで変わらない。その違いも面白いですし、(3バックが)やりにくかったわけではありません」

 新たに取り組んだ3-4-2-1に好感触を持てた要因の一つに、シュートを打てたことがあるのかもしれない。「打てる時は打とうと思っています」というシュートだが、昨日の試合で中島は前半5本、そして後半16分に交代するまでに、さらに2本のシュートを放っている。シュートについては「個人的にすごく練習をしている部分」と明かしたが、枠を捉える精度、スピード、さらに飛距離についても成長できている実感を持てているという。

 だからこそ、トリニダード・トバゴ戦を無得点で終えたことを悔しがり、「遠くからでも良いシュートなら入ると思うので、そういうのも意識したい。時にはペナルティーエリア内のクロスに入っていくのも大事だし、いろいろなパターンでシュートまで行ければなと思いますし、アシストとかも自分の仕事なのでやっていきたいと思います」と、さらなる向上を誓った。

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(河合 拓 / Taku Kawai)



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