レアル移籍“秒読み”のアザール スペイン代表DFも加入心待ち「攻撃で多くの力になる」
レアルDFカルバハル、アザールの加入を大歓迎
レアル・マドリード加入が確実視されているチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、数日の間に契約を結ぶと報じられているなか、レアルのスペイン代表DFダニエル・カルバハルはアザールの加入を歓迎しているようだ。スペインラジオ局「カデナ・セール」の番組「El Larguero」のインタビューで語った。
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アザールは現地時間5月29日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝のアーセナル戦に先発出場し、2ゴール1アシストの活躍で4-1の勝利に貢献した。これまで、去就についてシーズンが終わるまでは語らないスタンスを頑なに貫いてきたが、決勝戦後のインタビューではついに「これがさよならになると思う」と発言。これを各国メディアが一斉に報じた。
スペイン紙「AS」は先頃、そんなアザールの移籍決定Xデーは、6月3日の見込みと報道。憧れのジネディーヌ・ジダン監督率いる“白い巨人”への加入は、間もなく正式決定を迎えそうだと盛んに報じられている。
そうしたなか、2013年からレアルでプレーするカルバハルは「El Larguero」のインタビューで、「アザールは我々の攻撃で多くの力になるだろう。彼はボールを求める選手だ」と述べ、来季リーガ・エスパニョーラで再建を目指すチームの攻撃陣に必要なタイプの選手だと語った。
9シーズンにわたって絶対的エースを務めたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが昨夏ユベントスへ去り、今季は深刻な得点力不足に陥ったレアル。序盤戦でフレン・ロペテギ元監督を解任し、サンティアゴ・ソラーリ前監督を据えたが、今年3月にCLベスト16でアヤックスに敗れると今季2度目の監督交代に踏み切り、ジダン監督の再招聘に至った。
その後ジダン監督は様々なテコ入れを試みたものの、完全復調とはいかず、今季は3位で終了。果たして来季、アザールを新たな攻撃の軸に据え、レアルは復活を果たすことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)