レアルが逮捕されたベンゼマの潔白を主張 「完全に無実であると確信している」

現在はマドリードに戻り練習に参加

 FWカリム・ベンゼマが、フランス代表の同僚の映ったセックス・テープを巡る脅迫事件で逮捕された。現地警察当局の調べに対し、事件への関与を認めたことが明らかになったが、所属のレアル・マドリードはストライカーが潔白であると主張している。

「レアル・マドリードCFのフロレンティーノ・ペレス会長は選手とミーティングを持ち、彼を全力でサポートすることを約束し、彼の行動は善意によるもので、彼が完全に無実であると強く確信している。クラブは彼がレアル・マドリードのメンバーとして、6シーズン以上、トップチームのコアメンバーとして示してきたプロとしての献身、チームメートとの友情を評価し、認識している」

 逮捕を受けて、クラブはこのように声明を発表した。ベンゼマは現フランス代表MFマシュー・ヴァルブエナ(リヨン)が映ったセックス・テープによる脅迫事件への関与で、パリ近郊のベルサイユの警察署で身柄を拘留された。

 フランス地元紙「レキップ」などの報道によれば、判事による事情聴取で、ベンゼマは脅迫事件への関与を認めたという。幼少時代の友人の依頼によって関与することになり、10月にアルメニア戦とデンマーク戦にと戦ったフランス代表の活動の際に、ベンゼマはセックス・テープについてヴァルブエナと話したという。恐喝罪及び共謀罪で起訴された27歳のストライカーだが、現在はマドリードに戻り、チームの練習に参加している。

 地元警察は、ベンゼマの脅迫事件に対する関与の度合いについて捜査を進めている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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