「ベルギー戦で3バックにしていたら…」 長友が新オプションに見出す“強み”と可能性

W杯ベルギー戦終盤に3バックにシフトしていれば、「違う結果になったかもしれない」

 しかし一方で、長友は難しさと同時に、3バックを習得することの意義も説明する。

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「最初からやるかは別にして、オプションを持っていることで、W杯最終予選で相手がパワープレーに出てきた時とか、僕らも(ロシアW杯決勝トーナメント1回戦の)ベルギー戦で痛い思いをしましたけど、相手に身長の高い選手がいたのであの時に3バックにしていたら、そしてそのクロスを5バックで防ぐことができれば、違う結果になったかもしれない。オプションを持っていることは、間違いなく自分たちの強みになる」

 まだ記憶に新しいロシアW杯のベルギー戦、日本は後半序盤に2点のリードを奪いながら同点に追いつかれ、試合終了間際のラストプレーで高速カウンターを食らって2-3と逆転負けを喫した。長友は「たらればの話ですけど」と断りつつも、システムの選択肢が増えることで、試合状況に応じて優位に試合を進められると考えている。

 FIFAランキング93位のトリニダード・トバゴは決して強豪国ではなく、3バックの強度はこの一戦だけでは測れないが、新たなオプションが森保ジャパンの未来を大きく変えることになるかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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