「ベルギー戦で3バックにしていたら…」 長友が新オプションに見出す“強み”と可能性

「代表で(3バックが)機能したことは正直あまりないので、良いイメージはなかった」

 3バックシステム(3-4-2-1)と4バックシステム(4-2-3-1)の違いは、主に前線と最終ラインの枚数にある。1トップ+2シャドーは、4バック時の1トップ+2列目3人と比べて、枚数が1人少なく、引いた相手になればなるほど前線3人への負担が大きくなる。また、3バックはウイングバックが高い位置を取る分、両サイドを吸収した5バックの陣形が整う前にカウンターを食らうと、最終ライン3人で迎え撃たなければならない。

 日本代表は長年4バックをメインに戦ってきたが、こと代表においては長友も3バックに良い印象は抱いていなかったと明かす。

「代表で(3バックが)機能したことは正直あまりないので、良いイメージはなかった。(アルベルト・)ザッケローニさんの(3-4-3の)時もやりましたけどハマらなくて、僕自身も混乱していた。その経験を踏まえて、やる前はもっと難しくなると思った」

 長友自身は、インテルで3バックの経験があるとはいえ、難しさは感じたという。

「所属クラブでは毎日練習ができるけど、代表は集まってから1週間もない。個人としても、何年ぶりかのウイングバックで難しさがあった。試合前も森保さんにも(相手の)サイドバックに対して出ていくタイミングを含めて話し合った。監督によっても、出ていく人と5バックでステイして出ていく人がいるので」

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