長友佑都、”シュート25本・無得点”に危機感 「クリスティアーノ・ロナウドなら…」

日本代表DF長友佑都【写真:Noriko NAGANO】
日本代表DF長友佑都【写真:Noriko NAGANO】

森保体制15試合目にして3バック初採用も、格下トリニダード・トバゴ相手に0-0ドロー

 森保一監督率いる日本代表は、5日に行われたキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦で0-0のスコアレスドローに終わった。25本のシュートを放ちながら、FIFAランキング93位の“格下”にノーゴール。引いた相手への対策を問われたDF長友佑都(ガラタサライ)は、「僕も神様に聞きたい」と0点という結果を重く受け止めた。

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 森保監督は、体制発足後15試合目にして3バックを初採用。最終ラインにDF冨安健洋(シント=トロイデン)、DF昌子源(トゥールーズ)、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)、ウイングバックに長友とDF酒井宏樹(マルセイユ)が入った。

 日本はFW大迫勇也(ブレーメン)、MF堂安律(フローニンゲン)、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)の1トップ+2シャドーを中心に攻撃を仕掛け、前半24分には大迫、その4分後には堂安が決定機を創出。前半42分には中島がクロスバー直撃の一撃を放ったが、ゴールを割れずに前半を折り返した。後半もチャンスを作り、最終的にトリニダード・トバゴの5本を大きく上回る25本のシュートを放ったが、最後まで得点を挙げられずに0-0のスコアレスドローに終わった。

 親善試合ながらホームで勝利を逃した結果について、長友は「代表は常に勝利を求められる。初めてのシステムでポジティブなことはあるけど、0点は重く受け止めたい」と振り返る。

 9月からは2022年カタール・ワールドカップのアジア2次予選が始まる。過去の戦いを見ても、アジア諸国が日本戦で守備を固めてくるシチュエーションは多々出てくるだろう。これまでも“引いた相手の崩し方”は課題とされてきたが、改めて決定力の問題が浮き彫りとなった。

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