不慣れな3バック中央で奮闘した昌子源 「横68メートルをカバーしようと思っていた」
3-4-1-2システムのポイントは? 「ウイングバックをどう扱うか」
3-4-2-1という布陣について「ウイングバックをどう扱うかで、だいぶ変わるんじゃないかと思います」と昌子は言い、左の長友佑都、右の酒井宏樹を高い位置でプレーさせるように心がけていたことを明かした。
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「守備的にやるとサコくん(大迫勇也)への負担はもっとかかるので、できるだけ左右のウイングバックを前に置きたかった。それでも後ろ3枚がしっかり相手の攻め残りを含めた2トップを守れていましたし、そのうえで厚みのある攻撃を作りたかった。今日はGKも当たっていたところもあったと思うし、なかなか縦にスパンと入るパスが少なかったけど、ウイングバックも使いながらやることができれば、4バックとは違う、3バックの前への厚みが出るんじゃないかなと思います」
格下を相手にスコアレスドローに終わり、試合終了の瞬間にはスタンドからため息も漏れた。それでも新たな試みの経験は、この先の公式戦で生きてきそうだ。
(河合 拓 / Taku Kawai)
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