日本代表シュート25本、相手の“5倍”も無念ノーゴール 韓国メディア驚愕「決定力喪失」
トリニダード・トバゴ戦で前半11本・後半14本のシュートもこじ開けられず
日本代表は5日、豊田スタジアムで行われた国際親善試合トリニダード・トバゴ戦で0-0ドローに終わった。実に25本ものシュートを浴びせながら森保一体制で2度目のノーゴールとなり、韓国メディアは「決定力失踪」と驚きをもって伝えている。
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日本は3-4-2-1システムを採用。前半7分、DF長友佑都の外側に出たボールにシャドーからMF中島翔哉が開き、そこからのクロスをMF堂安律がヘディングシュートで狙った。シュートは外れたものの、日本が最初の決定機を作った。
以降も日本が主導権を握り、前半だけでシュート11本(相手1本)を放つもゴールを奪えないまま前半終了。後半に入ってもボールを保持して攻め立てたが、最後のところでシュート精度を欠き、チャンスを生かせないまま時間が経過した。途中出場のMF南野拓実らが積極果敢にシュートを狙ったが、結局ノーゴールで終わっている。
試合後に公表された試合データでは、相手の総シュート数5本に対して、日本は25本と5倍の差をつけた。日本の内訳は中島が7本、堂安・南野が3本、DF酒井宏樹・MF柴崎岳・MF伊東純也・FW大迫勇也が2本、DF長友佑都・DF昌子源・MF原口元気・MF小林祐希が1本となっている。
韓国のサッカー専門サイト「InterFootball」は「日本が“決定力喪失”」と指摘。「日本はトリニダード・トバゴを圧倒し、得点のチャンスが続いていた。しかし、仕上げが惜しかった」と伝え、さらに「日本は終了間際、伊東がノーマークのチャンスも逃すなど、最後までトリニダード・トバゴのゴールをこじ開けられないまま試合を終えた」と続けている。
圧倒しながらも森保ジャパンは最後までネットを揺らせず、3月22日の国際親善試合コロンビア戦(0-1)以来、2度目のノーゴールで悔しさを噛みしめる結果となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)