ベルギー代表で同僚のヴィツェルは「そうなることを願っている」とレアル行きを応援

　ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル（ドルトムント）は、同胞MFエデン・アザール（チェルシー）が噂されるレアル・マドリード移籍で、世界最高の選手として価値を証明してくれるだろうと語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

　アザールは2012年から7シーズンにわたってチェルシーでプレーを続け、今季はUEFAヨーロッパリーグ（EL）制覇に貢献した。同大会の決勝、アーセナル戦（4-1）の直後には「これがさよならになると思う」と、今季限りでの退団を示唆するコメントを残して話題となった。

　移籍先は以前から騒がれているスペインの名門レアル・マドリードが有力で、発表も時間の問題と見られている。ベルギー代表でアザールとチームメートのヴィツェルは、「僕らはなんでも話し合う仲だけど、レアル・マドリードへの移籍については話さないよ。それはエデンだけのことだからね」と直に移籍について話すことはないとしながらも、胸中ではレアル行きを応援しているという。

「僕にとって、彼はクリスティアーノ（・ロナウド）や（リオネル・）メッシ、ネイマールと並ぶ世界最高の選手の一人だ。もし、彼がレアル・マドリードへ行くなら、僕はそうなることを願っているが、彼はあらゆる人にそれを証明してくれるだろう」

　チェルシーとベルギーで背番号10を背負うなど、すでにワールドクラスの実力を有するアザール。欧州制覇13度を誇る名門クラブで、さらなる飛躍が期待されている。

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