イスコ、レアルでの“未来”に暗雲 残留希望も…クラブは新戦力獲得を優先し放出容認
オファーがあれば聞き入れる姿勢とスペイン紙報道
レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコの立ち位置は、非常に微妙なものとなっているようだ。スペイン紙「マルカ」によれば、イスコはレアル残留を強く希望しているものの、クラブ側はオファーがあればそれを聞き入れる姿勢だという。
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今季のイスコは怪我も重なり、リーガ・エスパニョーラで27試合、チャンピオンズリーグ(CL)で4試合の出場に終わった。だが、二度の監督交代が起きたチーム状況のなかで、イスコの序列は少しずつ変化していた。開幕当時のフレン・ロペテギ元監督の下では比較的コンスタントにプレーしていたものの、後任のサンティアゴ・ソラーリ前監督の下では構想外だったようで、バックアッパーの役回りとなった。
しかし、今年3月にジネディーヌ・ジダン監督が復帰すると、イスコの存在が再浮上した。それまでスタメン出場がわずか5試合のみだったが、新指揮官の下で戦ったリーガのラスト11試合はすべてピッチに立ち、そのうち6試合で先発した。
イスコはレアルに残留し、サンチャゴ・ベルナベウで成功したいという思いを明らかにしている。家族との生活のためにもマドリードでのプレー継続を希望しているが、クラブ側もUEFAが定める新たなファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に備えて、選手の放出は不可避になっているという。
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