「自分よりある」 A代表初選出の18歳MF久保建英、海外組に感じた“違い”とは?
強度の高い練習のなかで、A代表の「上手さ」と「動きの早さ」を実感
森保一監督率いる日本代表は、5日にキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦(豊田スタジアム)を迎える。前日会見で指揮官がこれまでのメンバーをベースに先発を組むとプランを明かしたなか、注目の一つはMF久保建英(FC東京)のA代表デビューの行方だろう。4日に取材に応じた18歳のレフティーは、「刺激しかない」と初の代表活動を楽しんでいるという。
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プロ3年目の今季、横浜F・マリノスへの期限付き移籍から復帰した久保は、キャンプで長谷川健太監督に猛アピールして、開幕スタメンの座を獲得。以降もレギュラーとして試合に出続け、5月12日のJ1リーグ第11節ジュビロ磐田戦(1-0)で今季初ゴールを決めると、続く第12節北海道コンサドーレ札幌戦(2-0)で自身初の2戦連続弾、6月1日の第14節大分トリニータ戦(3-1)では初の1試合2得点を記録し、最高の形で代表合宿に合流した。
「集合の時は緊張しましたけど、グラウンドに入ったらあまり(緊張)ないですね」
18歳ながら練習に溶け込み、冒頭15分のみの公開となった4日の練習でも、ランニング中に27歳で同じレフティーのMF小林祐希(ヘーレンフェーン)と笑顔で会話をかわしていた。今シリーズで最年少の久保に、A代表はどのように映ったのか。
「代表なんでみんな上手いです。(所属)チームは1週間の試合に向けて時には調整もありますけど、ここはもう毎回、練習練習。練習の強度もチームと比べて高い。一番は試合を観ること、ピッチに立つことですけど、ゲーム形式とかでは面白いプレーもある。あと、動きが速いですね」
久保が勝負を懸ける2列目には、MF堂安律(フローニンゲン)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)、MF香川真司(ベジクタシュ)、MF伊東純也(ヘンク)、MF原口元気(ハノーファー)とタレントが揃う。そのなかで、海外でプレーする選手の違いを感じているという。
「(2列目の選手は)みんな違うタイプですけど、強いて言うならみんなゴールを狙っている。少し不利なところでもやや強引に行ける。やっぱり文化の違いなんですかね。自分もなくはないですけど、自分よりあるのかなと」
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