「世界最高の監督の1人」 ベッケンバウアーがクロップを絶賛「いつかバイエルンで…」
リバプールでCL制覇を成し遂げたドイツ人指揮官を高く評価
元ドイツ代表DFで、現在はバイエルンの名誉会長を務めるフランツ・ベッケンバウアー氏が、リバプールをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に導いたユルゲン・クロップ監督を称賛した。ドイツ紙「ビルト」が報じている。
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ドイツでも、クロップ監督が成し遂げたCL優勝は、大きな喜びとともに報じられた。ベッケンバウアー氏は、かつてタイトル争いを繰り広げたドルトムントの元監督が、将来的にブンデスリーガ王者バイエルンに加わってほしいという願望を口にしている。
選手と監督として5度のブンデスリーガ優勝を経験しているベッケンバウアー氏は、「いつかクロップ監督がバイエルンを率いる姿が見れたら、それ以上は何もいらないね。しっかり適合するはずだ」とコメントをした。
ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は、キャリア初のCL優勝を果たした指揮官を「キング・クロップ」という見出しとともに表紙に置き、「ドイツサッカー界の顔」と表現した。これにベッケンバウアー氏も同調し「世界最高の監督の1人だ」と絶賛した。
「ユルゲンはドイツに新しいタイプのサッカーをもたらした。ドルトムントでやっていたことを、リバプールでもやったんだ」
リバプールはクロップ監督と結んでいる22年までの契約を延長する見込みだが、ベッケンバウアー氏は、長期にわたって留まる計画に疑問を投げかける。
「イングランドでの仕事は多くのエネルギーを消耗する。プレミアリーグの監督は、ブンデスリーガの監督以上に責任がある。2つのカップ戦、さらに巨大なリーグがあり、ドイツで行われる試合数よりもはるかに多いからね」と、自身の見解を述べている。
エネルギー溢れるクロップ監督が、いつまでリバプールで指揮を執り続けるかは分からないが、任期が満了した際には、ドイツ王者からオファーが届くことになるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)